機嫌が悪い人 攻撃的な人

生きていれば必ずいてる機嫌が悪い人や攻撃的な人
そういう人とは付き合いたくない、めんどくさいことになるしストレスがたまる。
そういう経験って誰しも必ずありますよね?

ではなぜ、彼らは不機嫌だったり攻撃的な態度をとるのか?

まずは攻撃的な人の特徴や原因を見ていきましょう!

特徴として高圧的で口調が荒く態度がでかい。←これは要するに自分の立場を有利に守ろうとしてるのです。

人の揚げ足をとったり、悪いところに目がいきがち。←そうすることで自分を保とうとしています。

結果にこだわったり自分の仕事を認められたい願望が強いので、相手のことをけなしたり、欠点ばかり見つけて指摘します。←承認欲求が高く、人に褒められたい気持ちが強いあらわれなのです。

続いては不機嫌な人の特徴と原因を見ていきましょう!

見た目以上に弱っている可能性が高い
というのも、ストレスにより精神に大きな負担がかかっていると、ほんのちょっとの怒りや妬みといったネガティブな感情さえも、自分の中に留めておくことが難しくなります。
結果として表面上に不機嫌な態度として現れるのです。

しかしいくら機嫌が悪かったとしても、人は大抵の怒りであれば理性で抑えることができるのです。
f:id:rikiya0829:20210215223247p:plainでも機嫌が悪い人の中にはわざと我慢をしない人もいます。

我慢することが大嫌いで、自分が我慢をして苦しい思いをするくらいならば周りの人に当たって怒りを発散したほうが楽。そういった無神経さから周りに八つ当たりします。

このタイプの機嫌が悪い人は怒りで他人をコントロールして、相手の怯えた姿を見ることを快感としているところがあります。元々、加虐性が強い人間なのです。

常に自分が優位でなければ気が済まない
機嫌が悪い人はいつでもどんな場面でも、自分が一番でなければ気が済まない特徴があります。常に誰よりも優位でありたいと、マウンティングをするのです。
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マウンティングとは、犬などの動物が縄張り争いや順位決めをする際に、自分より弱いであろう相手に馬乗りになって「こちらの方が優位である」と示す行為をいいます。

機嫌が悪い人は自分より優れている人、自分より人気がある人を許せません。「自分の方がもっとすごいのに」と嫉妬をしては機嫌が悪くなってしまうのでしょう。

さらにまわりの人に比べて人一倍、思い込みが激しいところがあります。視野が狭く頑固でもあるので、自分が白だと思ったら黒であっても白。決して考えを改めようとしないのです。

その思い込みの激しさから、機嫌が悪い人は些細なことでも重く受け止めてしまい、こちらの何気ない一言、何の意味もない行動でさえも「自分への当てつけ」と思い込みます。
その結果、機嫌が悪くなって当たり散らすようになるのです。

機嫌が悪い人は自分のことで手いっぱいです。常にモヤモヤ感を抱えて生きており、それに感情が振り回されているので、人を思いやったり優しく接する余裕がありません。

1人で冷静になると、「もっと周りの人に愛されるために優しい人間になりたい」と思います。しかしいざ人前に出れば天邪鬼な態度になってしまうのです。

頭の中は常に自分がいまやらなければいけないこと、やりたいことでいっぱい。だから自分勝手な行動や言動になるのでしょう。

結果的に本当は気弱で人付き合いが苦手なだけなのです。

プライドが高くマウンティングを取りたいから機嫌が悪くなる人もいれば、加虐心から機嫌が悪い素振りで他人を傷つけることを楽しむ人もいます。
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その中には本当は気が弱く人付き合いが苦手で、人を避けようとする態度が機嫌が悪い人に見えてしまう、誤解されるタイプもいるのです。

誤解されるタイプの人は、実は機嫌が悪いわけでも周りの人のことが嫌いでもありません。人付き合いへの不安が顔に出るせいで、機嫌が悪い人というレッテルを貼られています。

↑ちなみに僕も「不安」が原因で機嫌が悪く見られがちなタイプです…。

最後にそういった人への対処法を紹介していきたいです。
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1 何を言われようと怯えた態度を見せない
機嫌の悪い人が加虐性の強い人であるならば、その人の言葉に怯えた態度を見せてはいけません。

相手は常に自分より下の立場の者、自分に逆らえない獲物を探しては、自分の言う事を聞かせようと機嫌の悪いフリをします。

何を言われようと怯えないこと、相手を怖い人だと思わないこと。何なら強気な態度で言い返すことで、機嫌の悪い人は怯んでしまうでしょう。

2 機嫌の悪い人の視界に入らないようにする

精神的ストレスからイライラしては、抑えきれない怒りを周りにぶつけるような機嫌の悪い人への一番の対策は、視界に入らないことです。

このタイプの機嫌の悪い人は誰彼構わず八つ当たりしますから、機嫌が悪そうだと思ったら出来るだけ一緒にいないことをおすすめします。

もし離れることが無理ならば、1人きりではおらず他の人と会話したり別の人のところに行ったりしましょう。そうすると機嫌の悪い人は1対多数を嫌うので、近寄らなくなります。

3 自分は自分、他人は他人というふうに捉えておく

ゲシュタルトの祈り」で有名な自分と他人は違うということ。

結局のところ、考えや価値観も人それぞれだし、同じだから良いとか違うから悪いというふうな事ではなく、私は私で人は人というふうに考えられると心も落ち着くと思います。
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4 課題の分離をする
アドラー心理学」に出てくる課題の分離、これは他人の課題に踏み込まないこととされている。
例えば相手にどう思われているのだろう?と悩んだりしてる場合、相手がどう思うかは相手の課題であり、そこにいちいち「どう思っているのか?」と踏み込んでしまうと余計な考えや妄想が膨らみ自分を苦しめてしまうことになるということです。